Netflixで配信されているイカゲームは、2021年9月から配信が開始され、世界視聴者1億人を突破する大ヒット作となり、日本でもメディア等で大きく話題になってます。
イカゲームは、借金地獄など人生の崖っぷちに立たされた参加者たちが、高額賞金を目指して命懸けのゲームに臨む内容です。
人間同士の駆け引きや大金を目の前にした時の変わりようなど、人間味があふれる作品として評価されています。
世界的にも話題となっているイカゲームの最終回である9話について本日はご紹介いたします。
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イカゲームの9話(最終回)のネタバレ
イカゲーム8話までの振り返り
8話では今まで明かされなかったフロントマンの正体が明らかになりました。
フロントマンの正体は、イカゲームの組織に潜入していた警察のジュノがずっと探していた兄、ファン・イノでした。
フロントマンがジュノに手を差し伸べますが、ジュノは拒否し拳銃で胸を打たれて崖の下に落ちていきました。
さらにギフン・サンウ・セビョクは、第5ゲームから生き残りファイナリストとして晩餐に招待されました。
セビョクは飛び石渡りを行った第5ゲームの際に、ガラスの破片がおなかに刺さり、晩餐の間も血が止まらず苦しそうな様子でした。
セビョクの状態が悪くなり、ギフンが心配して助けを呼びに行った際に、セビョクはサンウに首を切られ殺されてしまいます。
ギフンがサンウに怒り、飛びかかろうとしたところ進行係に抑えられたところで8話が終わりました。
ギフンVSサンウのファイナルゲーム
ギフンとサンウが対決する最終ゲームはタイトルにもなっているイカゲームです。
コイントスで攻守を決め、勝ったギフンは攻撃を選びました。
進行係が「1つ目、攻撃側が絵の内側に入りイカの頭を足で踏めば攻撃側の勝ち。2つ目、内側に入ってきた攻撃側を外に押し出せば守備側の勝ち。3つ目、どちらか一方が続行不能な状態になったら残ったほうが勝ちです」とルールを説明します。
途中、会場に雨が降り出し、ギフンとサンウはセビョクの話で口論になります。
サンウは「どうせ助からないから楽にしてやっただけだ」と言い出します。
怒ったギフンは「彼女のおかげで俺に殺されずに済んだのに。あの金は絶対にやらない」とナイフを構え、2人は殺し合いを始めます。
ギフンは手にナイフを刺されましたが、形勢逆転しサンウに馬乗りになり、ナイフを振りかざしました。
ところが、サンウの顔の横にナイフを突き刺し、止まってしまいました。
そしてギフンは勝利の目前でいきなり「やらない。もうやめる。第3項、過半数の同意で中断可能。2人で辞めたらゲーム終了だ」と言い出しました。
観戦していたVIPのメンバーもこの展開にはびっくりしていました。
ギフンは「帰ろう、家に」とサンウに手を差し出します。
しかし、サンウは「ギフンさん、ごめん」と言うと、地面に刺さっていたナイフを抜き、自らの首に刺してしまいます。
サンウは「母さんのことを…」と言い残し、死んでしまいます。
もともと幼馴染で、今回のゲームもずっとチームとしてタックを組んできたからこそ、二人の戦う姿はすごく切なく、ギフンがゲームをやめたと言ったのに死を選ぶサンウの展開にハラハラドキドキしました。
ギフンの母親の死
ギフンは勝利を収め、帰宅できることになりました。
眠らされている状態で街に降ろされ、もうろうとする中、渡されたカードを持ってATMへ行くとそこには456億ウォンが入金されていました。
その後、ギフンはふらふらの足取りの中、市場に行くとサンウの母親から声をかけられます。
サンウの母親から、ギフンの母親について「具合が悪いのか電話にも出ないし、一昨日から商売もしてないの」と聞かされます。
ギフンが家に帰るとすでに冷たくなっている母親の姿がありました。
黒幕はおじいさん?
それから1年後、ギフンは偶然買った花束から再びイカゲームの名刺を手に入れました。
名刺には「12月24日午後11時30分、スカイビル7階。カンブより」と書いており、ギフンはスカイビルに向かいます。
すると、そこにはベッドに寝ているイルナムの姿がありました。
イルナムと言えばゲームの当初よりギフンと力を合わせて協力し、第4ゲームのビー玉ころがしの際に死んだと思われていたおじいさんです。
ギフンは「あなたは誰なんです?なぜあんな真似を?」と聞くものの、イルナムは返事をしてくれません。
イルナムは窓の外にうずくまっている男性をみて、「私ともう1つだけゲームをしよう。0時まで路上に寝ているあの男があのままなら私の勝ちだ。誰かがあの男を助けに来たら君の勝ちだ」と話します。
ギフンは拒みますが、ゲームに応じてくれれば質問に答えると言われました。
ゲームはギフンが勝ち、イルナムは「子供の頃は友達と何をしても楽しかった。時が経つのも忘れたよ。死ぬ前にもう一度だけ味わいたかった。君をなぜ生かしてやったのかと尋ねたよな。楽しかったからさ、君と一緒に遊ぶのがな。君のおかげだ、昔のことを思い出せた。あんなに楽しかったのは本当に久しぶりだった」と答え、死んでしまいました。
イカゲームの9話(最終回)最後のラストシーン
後日、ギフンは美容院で髪の毛を赤く染め、セビョクの弟チョルを迎えに行きました。
そして大量の金と共にチョルをサンウの母親に預けました。
そしてギフンは以前の自分と同じくメンコのゲームをしている男をみかけます。
男が受け取っていたイカゲームの名刺を奪うと「だめだ。絶対に」と告げ名刺を取り上げます。
ギフンは悩んだ末、名刺に記載された番号に電話し、「知りたい。お前らの正体とそんなにも残虐な理由が」とゲームへの参加を告げます。
「馬鹿な真似はよせ。それが自分のためだ」と言われるものの、再びゲームに立ち向かうところで終了します。
イカゲームの9話(最終回)結末の意味とまとめ
今回明らかにされていない伏線がまだまだたくさんあり、続編が噂されています。
ギフンがもう一度参加者としてゲームに参加するのか?運営者側に潜り込むのか?イルナムがいなくなった後組織はどうなるのか?多くの疑問が残るところです。
また、最後にギフンが髪を赤く染めたことも次回作につながるメッセージではないかと言われています。
ギフンが赤く染めた理由に監督のファン・ドンヒョクが怒りを表しているとインタビューで答えていました。
多くの人々を犠牲にした組織・母親を救えなかった自分に怒りを示しているのでしょうか。
次回作があるのを楽しみにしています!