様々な昔懐かしい遊びでデスゲームを繰り広げる、Net Flixドラマ・イカゲーム。
今回は4つ目のゲーム「ビー玉遊び」のルールについて解説します。
※この記事はネタバレを含みます。
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イカゲーム・第4のゲームは「ビー玉遊び」
イカゲームにおけるビー玉遊びのルールは?
・制限時間は30分
・ビー玉はそれぞれ10個からスタート
・相手のビー玉を全て奪ったほうが勝ち
・暴力はふるってはいけない
以上のルールを守れば、方法は何でもOKです。
じゃんけんでもよし、腕相撲で勝ったほうにすべて渡すのもよしです。
ビー玉遊びのペアは?
ギフンとイルナム
セビョクとジヨン
サンウとアリ
ドクスと278番の男
イカゲーム・それぞれのビー玉遊び
昔懐かしい街並みの中で、ついに始まってしまった、ビー玉を使ったデスゲーム。
彼らは一体、どんな方法で相手のビー玉を奪おうとするのでしょうか。
ギフンとイルナムのビー玉遊び
ギフンとイルナムは最もポピュラーなビー玉遊びをしていました。
ルールは以下の通りです。
①Aがビー玉をいくつか握る
②BはAが握っているビー玉の数が奇数か偶数か当てる
③Bは自分のビー玉をいくつかかけなくてはならない
④奇数か偶数かを当てることが出来たら、BはAが握っているビー玉をもらうことが出来る
⑤当てることが出来なければBは自分がかけたビー玉をAに渡さなければならない
このゲームの勝者はギフンでした。
セビョクとジヨンのビー玉遊び
セビョクとジヨンのビー玉遊びは、壁に向かってビー玉を転がし、より壁に近いほうが相手のビー玉をすべて奪えるというシンプルなものでした。
まだ時間はたくさんあるからと、お互いの過去やイカゲームに参加した理由などを話し始めます。
脱北者であるセビョクは、脱北中に連れ戻されてしまった母親をもう一度脱北させるため、そして施設に預けられている弟とも会って、みんなで済州島に行きたいと語ります。
そのためにはお金が必要だからイカゲームに参加したと告白しました。
一方、ジヨンは母親は父親に殺され、父親は自分が殺した過去を話します。
またイカゲームに参加した理由はないし、家族も友達もいなくて暇だから参加しただけと語りました。
ゲームの終了時間が迫り、二人のビー玉遊びが始まります。
先攻はセビョクです。
転がしたビー玉はまっすぐ進んで壁の手前で停止しました。
後攻はジヨンです。
セビョクのビー玉をじっと見つめて、ジヨンはそのまま自分のビー玉を足元に落としました。
「私の負けだね。」とセビョクを見て満足げに微笑みます。
そんなジヨンを見て「絶対勝たせてあげるってこのことなの?!」とセビョクは怒りをあらわにします。
ゲームのペアを決める時、ジヨンはセビョクに「絶対に勝たせてあげる。」と言っていたのです。
一方、ジヨンは
「かっこよく負けさせてよ。
あんたはここを出る理由があるけど私はない。
ここから出たら何しようか考えてみたけど、何も思いつかないの。
理由がある人が出るべきでしょ?
あんたは絶対生きてここを出て。
そしてお母さんと弟に会って、済州島に行ってね。」
とセビョクを諭します。
セビョクは覚悟を決め、ジヨンに背を向けました。
「カン・セビョク!ありがとう。私と組んでくれて。」
その声を最後にジヨンは射殺されてしまいます。
このゲームの勝者はセビョクでした。
サンウとアリのビー玉遊び
ギフンとイルナムと同じように、彼らもはじめは偶数奇数当てゲームをしていました。
高確率で当てていくアリとなかなか当てることが出来ないサンウ。
アリのあまりにも高い正答率に焦り始めたサンウは、何か汚い手を使っているんじゃないかとアリの胸倉をつかんで攻寄ります。
しかし、このゲームのルールは暴力は使ってはいけません。
監視者に銃を向けられサンウは正気に戻ります。
このままだと負けてしまうと確信したサンウはある提案をします。
「このゲームは30分以内に勝敗がつかないペアが出る。
最終的には残ったペア同士で戦うはずだから、そういうペアの数を数えてきてほしい。
残り時間が3分になったらここで会おう。」
サンウを尊敬していたアリは提案を受け入れます。
サンウもまた、ペアを探しに行くアリのビー玉が奪われることを心配して、自分のシャツで作った袋にビー玉をいれアリに託します。
そして数十分後、残り時間が3分になったところでアリが元の場所に戻るとサンウの姿はありませんでした。
サンウは、暴力は使っていないからルール違反はしていない。とアリのほうを振り返ることもなく、出口に向って歩き出しました。
アリが自分の袋を覗くと、そこにはただの石ころが入っていました。
サンウはアリがペアを探しに行く前、アリが銃声に気を取られている間に、ビー玉が入った袋と石ころが入った袋をすり替えていたのです。
このゲームの勝者はサンウでした。
ドクスと278番のビー玉遊び
278番の提案により、彼らも奇数偶数当てゲームをしていました。
ゲームが進むにつれ圧倒的有利な立場になった278番は、ドクスを見下すような態度を取り始めます。
そんな278番の様子に焦りと怒りをあらわにするドクスは、管理者にゲームを変えるよう要求します。
ドクスの提案によって再び始まったビー玉遊びは、ビー玉を転がして穴に入れることが出来たほうは、入らなかったビー玉をすべて奪えるという一発勝負でした。
ゲームが進み、お互い残ったビー玉は一つ。
ドクスがビー玉を転がしますが穴の手前で止まってしまいます。
残るは278番。
「ドクス、今まで楽しかったぞ。」と余裕な表情でビー玉を転がします。
穴に向かってまっすぐ転がっていく278番のビー玉。
しかしあろうことか転がったビー玉は石にぶつかり、ドクスのビー玉に衝突します。
そのままドクスのビー玉が穴に入り、ドクスはすべてのビー玉を手に入れたのです。
このゲームの勝者はドクスでした。
イカゲーム・ビー玉遊びの落とし穴
ビー玉遊びで誰も死なない方法がある?
ビー玉遊びで誰も死なずにゲームを終えることが出来る方法があるのをご存じでしたか?
ビー玉遊びのルールは
・制限時間は30分
・暴力を振るわずに相手のビー玉を奪わなければならない
というルールでしたね。
そして自分のビー玉がすべてなくなったらゲームから脱落してしまいます。
このルールに違反せずにみんなが助かる方法がある、と、ある視聴者がTikTokにその方法を投稿し話題になりました。
その方法はいたってシンプルです。
各自10個のビー玉を持って1つずつ相手に渡していくだけです。
例えば、まずセビョクが自分のビー玉を一つジヨンに渡します。
次にジヨンがセビョクに自分のビー玉を渡します。
これを繰り返していけば、最終的には、セビョクにはジヨンのビー玉が、ジヨンにはセビョクのビー玉が手に渡ることになります。
結果、自分の手元からビー玉を失うことなく、10個のビー玉をすべて交換することが出来るということです。
投稿した視聴者は、相手のビー玉を奪わなければならないというルールはあるが、20個のビー玉をすべて持っていなければならないというルールはないので、この方法は可能だと主張しています。
この方法に関して
「みんなが生き残れたはずなのに、死を目の前にしたら戦いに勝つことだけに集中してしまったんだね。」
「管理者たちはどんな手を使ってでもこの方法を食い止めるんじゃない?」
「暴力も使わずにルールも守っていて正々堂々としてるね。」
などの反応がありました。
まとめ
いかがでしたか?
ビー玉遊びのルールとそれぞれのペアがどうビー玉を奪い合ったかを解説してきました。
昔懐かしい街並みの中で繰り広げられる、デスゲーム。
自分の大切な人を殺さなければ自分が殺されてしまう。
そんな状況になったらあなたはどうしますか?
ジヨンのように自分を犠牲にしてでも相手を救いますか?
それともギフンやサンウのように・・・。
一見、大金をかけたデスゲームを描いたドラマのように見えるかもしれませんが、ひとつひとつのゲームを通して人間の身勝手さや、反対に温かさも感じられるドラマです。
みなさんもぜひイカゲームを見てみてくださいね。