6月10日にアンソロジーアルバム『Proof』でカムバックし、6月13日にはデビュー9周年を迎えたBTS。
そんなBTSが、2022年6月14日に公式YouTubeチャンネルに動画を公開し、メンバー全員で食事をしながらツアーや新型コロナウイルス、今後の活動など多岐にわたるテーマでトークする「真のバンタン会食2022」が配信されました。
アーミーにとっては超重要な内容なのに、公開当初には日本語字幕が出てこないということで日本のアーミーはまず大混乱、さらにはニュースなどではBTS活動休止との記事が溢れさらに混乱が起きてしまいましたが、実際には活動休止ではないんです!!
今回はBTSの活動休止は間違いだったという詳細を紹介していきます!!
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BTSの活動休止は間違いだった?なんで休止報道が流れた?
休止報道が流れた1番の理由は英語訳のミス!!
「休止」との声がたくさん上がってしまった原因となったのは6月14日にBTS公式YouTubeチャンネルで公開された「真のバンタン会食」でした。
この動画はメンバーとお酒を飲みながら心の中の話を打ち明けるコンセプトで撮影されたものです。
動画公開前の予告には、「NO台本、NO設定!アーミーの、アーミーによる、アーミーのための、防弾少年団の本心が込められているリアルなバンタン会食へ皆様を招待します」と書かれ、台本もなく、メンバーの本心も聞けるということで配信前から期待は高まっていました。その中でとある発言の英語訳の解釈が原因で休止との勘違いが起きてしまったのです。
今回の動画でメンバーは韓国語で話しており、公開当初、韓国語のわからない視聴者はYouTubeの字幕機能で英語とスペイン語の字幕が使用できる形になっていたのだが、英語字幕の方で「hiatus(休止)」という言葉が表示されていたのが原因でした。
シュガが「우리가 어쨌든 off 기간에 들어섰잖아.」というシーン。
日本語に訳すと「僕たちがオフの期間に入ったじゃん。」という意味なのですが、英語訳ではオフの部分を「hiatus(休止)」と訳されており、誤解が生まれ特に韓国外のメディアでは休止という報道が流れてしまったのです。
ちなみに現在は事務所の発表後に誤解が生まれた部分は「a temporary break (ちょっとお休み)」という意味合いに変わっています。
休止報道後の対応
株が大暴落!!事務所からも説明
「真のバンタン会食」への関心は熱く、16日正午基準で該当の映像のYouTube視聴数は1470万件を超えていました。
「真のバンタン会食」放送翌日の15日、HYBEの株価は前日の終値比24.87%の4万8000ウォン(約5006円)下落してしまうなどの影響まで生まれていました。
株価が暴落するまでの影響...こんなとこからもバンタンの凄さがわかりますね...!!
BTSの所属するBIGHIT MUSICは「BTSはチーム活動と個別活動を並行する新しいチャプターを始める。メンバー各自様々な活動を通じて成長する時間になり、今後ロングヒットするグループになるための滋養分になることが期待される。そのためにレーベルでも積極的に支援する」と明らかにしています。
事務所からも解散や活動休止でもない、ソロ活動も並行していくということを改めて表明していますね。
BTSはバンタン会食では何を話したの?
オフ期間に入った、グループ活動よりも個人活動が多めになるといった発言もあり、メンバーが涙するシーンもあった今回のバンタン会食ですが、メンバーごとにどんな発言をしていたのか、一部を抜粋していきます。
RM
- 公式記事で伝えるには重すぎるし、Instagramに投稿するような軽いことじゃないから、この場を設けた。
- 『ON』、『Dynamite』まではチーム(BTS)が自分の手の上にあるような感じだったが、その後に『Butter』『Permission To Dance』からは自分達がどのようなチームなのかよく分からなくなっていた
- K-POPというもの、アイドルというシステム自体が人を熟成させていないように思える。
- ずっと何かを撮らないといけないし、朝にヘアメイクをして、ずっと何かをしなければいけなくて、成長する時間がない。
- BTSを考えたとき、ファンがバンタンの本質。
だから、今の活動がつらいと話しながら、休みたいと言ったら、罪を犯すようで罪悪感がある。BTSを長くやりたい。
僕が僕として残っていないといけないと思う。 - 昔のようにかっこいいダンスを追求できなくても、いつまでも、BTSのRMでいたい。今、僕たちが少し休んでも、(それは)これからの多くの時間のため。
JIN
- 最初はいろんな人を演じたくて俳優を目指したけどアイドルになって想像以上にたくさんの経験をして楽しかったし、今は俳優をしたい気持ちはない。
- 良いチームに出会えて、これからも楽しい経験をたくさんしていきたい
- ソロ活動は1番遅くなると思う
SUGA
- 作詞をするのは本当に難しい。 2013年から曲作りをしてきて楽しいなと思ったことは1度もなかった。 常にに苦しくて、絞り出しながら書いてた。
今絞り出して書いていくのと8年前に書いたのじゃ全然違う。昔は実力がなかったから書きたいことがあっても何も出てこなかった。 - 楽しかった瞬間が遥かに多いけど辛い瞬間も多かった。だから、メンバーが辛くなかったら良い。
- 幸せに楽しく活動したい
J-HOPE
- 今ソロアルバムを準備中
- 10年間一緒にいたメンバー、ファンに感謝したい。否定的に考えないで理解してほしい
- また強いグループになるため、バンタンの第二章のために少し離れてみるのも重要で、今が1番良い時期
- メンバーが健康でいてくれたら良い
JIMIN
- メンバー同士で揉めたり喧嘩したり今までした時もファンへの想いがあった
- アーミーがいたから全てが成り立った
- こういう話(グループ活動の不安)を話すのができずしんどかった、ファンに申し訳なくてできなかった。
V
- チームでの活動に強迫観念が多く苦しかった
- J-HOPEから個人がやりたいことをやってまた集まる方がより良いチーム活動に繋がるという話で勇気が出た
- 音楽面でもそれ以外でもやりたいこと、自分の中にある見てほしいものは多い
- 今まではソロの話をするのは間違いだと思ってできなかった
JUNG KOOK
- もっと成長した姿を見せたい。
- 7人がもっと良くなって戻ってくるから心配しないでほしいしむしろ期待してほしい
BTSの活動休止は間違い!!結論は?
活動休止ではなく個人活動が増える
今までグループ活動>個人活動だったのが、グループ活動<個人活動で、ソロ活動が中心のバランスになっていくようです。
バンタン会食での内容をまとめてみました。
- 現在のBTSは第1章。『ON』で第1章を締める予定だったが、コロナなどの影響でワールドツアーができなかった。
- 宿舎の契約満了。グループの第2章のために個人で活動・考える時間が必要だと複数メンバーが考えるようになった。
- ファンを満足させないといけないけど、何を伝えれば良いか考える時間がなかった。
- 考える時間が欲しかったが、ファンのことを思うと充電期間を作る決断ができなかった。
- 伝えたいことは多いが、チームとしては出し切った感があり個人としての時間が必要だと強く思うようになった。
- J-HOPEから正式にソロ活動が開始予定で、V、ジョングクも準備中
- RUN BTSだけは続ける。
- 言いたいことは『Yet to COME』(新曲)に込めてある
さらに、活動休止報道後の16日JUNG KOOKはVLIVEで個人的に配信し、「広まってしまった誤解を解きたい。僕たちにはまだ、グループとしての活動予定がたくさんある」 「BTSは永遠です」と発言していました。
そんなジョングクはチャーリー・プース新曲にコラボ参加とすでに個人活動が始動しているようで、今後もそれぞれの活動から目が離せません!!
まとめ
BTSの活動休止は間違いでした。6月14日に配信された「真 バンタン会食」の英訳のミスから活動休止だとの報道が流れてしまい、メンバーの本心や涙を流すシーンも相まって活動休止とのニュースが溢れてしまっていました。
今後は個人活動が増えるということで、個人活動がどうなっていくのか、さらには7人でまた活動するときが今から楽しみですね♪