韓国で2007年8月1日に「また巡り逢えた世界( Into the New World)」でデビューしたSM Entertainment所属ガールズアイドルグループの少女時代(ソニョシデ)。
日本でも2010年8月1日、シングル「GENIE」でデビューし、「Gee」「MR.TAXI」「Oh!」などヒット曲をたくさんリリースしてきました。
2022年8月にデビュー15周年記念ということで8人でカムバックする予定も発表され、今話題の彼女たちですが、全盛期はいつだったのか、少女時代の歴史をご紹介します!
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少女時代(ソニョシデ)メンバーの変遷
デビュー当時~2014年9月30日まで
少女時代はテヨン、ジェシカ、サニー、ティファニー、ヒョヨン、ユリ、スヨン、ユナ、ソヒョンの9人組でデビューしました。
デビューから約7年はずっとこのメンバーで活動していたのですが、2014年9月30日にジェシカは少女時代から脱退し、事務所と話し合いの末2015年8月6日にはSM Entertainmentを退所しています。
理由は2014年8月に立ち上げたジェシカの個人ブランド事業を進めていくにあたり、事務所とほかのメンバーとの間に対立が生じてしまったのが原因と言われています。
よく韓国のグループに言われる契約の「魔の7年」でもありましたが、少女時代のメンバーはこの「魔の7年」を過ぎて、2014年9月15日に3年の再契約を結んだと報道されところでした。
なので何も問題がなければ、2017年までは9人で活動できたはずだったのですが、このような状態になってしまい8人組で活動することになりました。
ジェシカは事務所と揉めてしまったので、2022年のカムバックでも9人ではなく8人での活動になるようです。
2014年10月~2017年10月
ジェシカが脱退したあとしばらくは8人組で活動していましたが、事務所とメンバーの3年の再契約が終わり、2017年10月10日、SM Entertainmentは、ティファニー、スヨン、ソヒョンの3人と契約が満了したことを報告し、契約を更新したテヨン、サニー、ヒョヨン、ユリ、ユナは、5人で少女時代の派生ユニットである「少女時代-Oh! GG」を結成しました。
「少女時代-Oh! GG」はあくまでユニットですので、少女時代がなくなったわけではありません。
そしてメンバー3人は事務所とは契約を更新しなかったのですが、「脱退」ではないので、少女時代は実質活動休止のような状態になりました。
なのでメンバーの変遷としては
9人組(テヨン、ジェシカ、サニー、ティファニー、ヒョヨン、ユリ、スヨン、ユナ、ソヒョン)
→8人組(テヨン、サニー、ティファニー、ヒョヨン、ユリ、スヨン、ユナ、ソヒョン)
→5人組※ユニット活動(テヨン、サニー、ヒョヨン、ユリ、ユナ)
といった形に落ち着いています。
少女時代(ソニョシデ)の売り上げから見るヒット
「Gee」「GENIE」の流行
少女時代の最初のヒット曲と言えば「Gee」じゃないでしょうか。
韓国で2009年1月にリリースした1stミニアルバム「Gee」は、音楽番組「ミュージックバンク(通称ミューバン)」で史上初の9週連続1位を達成し、多くのチャートでも1位を獲得しました。
その後6月には2ndミニアルバム「GENIE」をリリースし、これら「Gee」「GENIE」の2つのミニアルバムはそれぞれ10万枚以上を売り上げ、2009年はゴールデンディスク賞やいくつもの音楽大賞を受賞しました。
「Gee」はカラフルなスキニージーンズとキャッチーなメロディー、「GENIE」では美脚ダンスで軍隊のように揃ったダンスで爆発的な人気が出ました。
2010年1月には2ndフルアルバム「Oh!」、3月にはリパッケージアルバム「Run Devil Run」、8月にはシングル「GENIE」で日本デビューを果たします。
10月には3rdミニアルバム「Hoot」をリリース。
日本と韓国を行き来しながら精力的な活動を続けていました。
それぞれ売り上げ枚数は
Gee…10万枚以上
GENIE…10万枚以上
Oh!…2010年・年間 197,934枚(Gaonチャート)
Run Devil Run…2010年・年間 136,851枚(Gaonチャート)
Hoot…2010年・年間 163,066枚(Gaonチャート)
※2010年以前はGaonチャートが無いため正確な数字は不明。
こうしてみると、「Oh!」が一番売れているように感じますが、「Run Devil Run」は「Oh!」のリパッケージアルバムですので「Oh!」よりは下がっていてもおかしくはありません。
「Hoot」もミニアルバムで10月リリースと考えると、わずか2.3か月で16万枚越えを達成していますので、売れ行きとしてはとても順調だと思います。
そして全盛期へ
日本の活動をしたあと、2011年10月に3rdフルアルバム「The Boys」をリリース、2013年1月、4thフルアルバム「I Got a Boy」をリリース時には新曲を披露する特集番組が組まれるほど注目を集めました。
2014年2月、4thミニアルバム「Mr.Mr.」はMV破損などがあり予定よりもリリースが遅れたりしましたが、前作のミニアルバムの「Hoot」よりも販売枚数を上回りました。
The Boys…2011年・年間 385,348枚(Gaonチャート)
I Got a Boy…2013年・年間 293,302枚(Gaonチャート)
Mr.Mr.…2014年・年間 163,209枚(Gaonチャート)
売り上げで見るとこの時期が少女時代の全盛期と言っても過言ではありません。
「The Boys」から本格的な欧米進出を開始し、ワールドワイドに活動をして多忙を極めています。
ジェシカの脱退後
2014年の9月にジェシカが脱退した後は8人組で活動を始め、2015年7月最初のシングルが「PARTY」でした。
そして8月には「LION HEART」と「YOU THINK」をダブルタイトル曲にした5thフルアルバム「LION HEART」がリリースされましたが、Gaonチャートの2015年・年間販売枚数は惜しくも145,044枚と落ち込み、前作のミニアルバムの「Mr.Mr.」よりも低い数字となってしまいました。
2016年からはソロ活動が目立つようになり、2017年にはメンバー3人が契約を満了、2018年には事務所に残った5人のユニット「少女時代-Oh! GG」がシングル「Lil 'Touch」をリリースしました。
ジェシカが脱退した後は日本での売り上げも同じように落ち込みました。
やはり少女時代は9人!というのがファンの気持ちで、それが売り上げにも反映されているような気がしますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は少女時代(ソニョシデ)の全盛期はいつだったのか、少女時代の歴史をご紹介しました!
K-POPのガールズグループシーンをけん引してきた彼女たちも、今では個人活動で女優やソロで歌手活動して、今までとは違った魅力的な姿を見せています。
そんな個人でもパワーアップした彼女たちもついに8月に8人組でカムバック!とても楽しみですね!