今やファンだけでなく多くの人々がその名を知っている世界的グループBTS。
そんな彼らも始めから人気を獲得していたわけではなく、数年ほど下積み時代がありました。
今回はBTSがブレイクしたきっかけや、人気曲をご紹介していきたいと思います。
タップでこの記事の見たい内容へ移動☆
BTSのブレイクのきっかけは?
2013年に現在の事務所の前身Big Hit EntertainmentからデビューしたBTS。
当初は現在とは異なりヒップホップを中心とした楽曲が多く、カムバックをしても音楽番組で1位を獲る機会に恵まれませんでした。
しかし2015年に転機が訪れます。
BTS「I NEED U」がヒット
2015年にこれまでのコンセプトを一新し、リリースした「I NEED U」により注目を集めます。
花様年華をテーマにした多くのコンテンツが様々な考察を生み、話題となったことが要因となり音楽番組で初めて1位の座に輝きました。
花様年華とは「人生で最も輝いている瞬間」、「青春」という意味で、この言葉を軸とし、BTSメンバー7人が演じる壮大な物語がこれまで楽曲のMVなどで公開されており、BTSのブレイクの大きなきっかけになりました。
その後着実に人気を集め、2016年頃から日本の番組への出演も増えていき、同時期に勢いのあった「TWICE」と共に彼らの存在が拡大していきました。
2020年「Dynamite」が世界的に大ヒット
2020年、新型コロナウイルスによって世界中がパンデミックに陥り、様々な規制により自由が奪われ、いつまで続くのか先の見えない不安で多くの人々が苦しい状況にいました。
そんなコロナ禍でBTSが発表したディスコサウンド調の「Dynamite」が世界中のハートを掴みBillboard Hot 100で1位となるなど世界的大ヒットしました。
「Dynamite」はBTSにとって初の全編英語詞でありましたが、その後も「Butter」、「Permission to Dance」と英語詞の楽曲をリリースしており、これらも全世界でヒットしました。
BTSの人気曲って?
これまで多くの楽曲を生み出し、様々なジャンルに挑戦してきたBTSですがそのどれもがARMYたちから支持を集め、「人気曲はどれ?」という質問に答えるのは正直難しい所です。
なのでここでは動画サイトに投稿されたBTSの日本語和訳動画の再生数を基に、いくつかピックアップしてみたいと思います。
「Baepsae」
Baepsae(ペップセ)は2015年に発売された「花様年華 pt.2」に収録されている楽曲です。
この曲は、韓国の20代の間で誕生した「スプーン階級論」と呼ばれる「親の経済力により人生は決まり、どんなに努力をしても、身分が低い人間の人生は上昇することはない。」という韓国が抱える格差問題を皮肉混じりで歌っています。
曲中に披露される「骨盤ダンス」では多くの歓声が上がる人気パートです。
禁断のペップセ。army悶えてんの知ってやってんのか。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ、ジミナの表情にも、グクのバズーカにも、ホソクさんのマシンガンにも負けぬ、
そういう者に私はなりたい……@BTS_twt #bts #baepsae #ペップセ pic.twitter.com/oJEZFRLXTO— ちょー子 (@GdgdbabyKy) November 29, 2018
「Ma City」
こちらも「花様年華 pt.2」に収録されている楽曲でBTSのメンバーの生まれ育った町について歌っており、実際の地名や存在するショッピングモールなどが歌詞に盛り込まれており、ソウル出身者がいないことで知られるBTSメンバーならでは地元に対する思いが感じられます。
BTS(防弾少年団)の「Ma City」が最近好きでずっと聴いてる😃
バンタンの自分のルーツを大切にしてる所も好きだな💜
ライブで聴きたいけど、今は沢山歌う歌があるから聴けないだろうなぁ。 pic.twitter.com/UhwvAtWzgh— ひゅー (@hyu_kv_loveu) June 20, 2018
「Pied Piper」
2017年リリースの「LOVE YOURSELF 承 Her」に収録されている「Pied Piper」はグリム童話「ハーメルンの笛吹き男」をモチーフとしており、BTSがARMYたちを呼び出す笛吹き男として、歌詞の中に登場します。
日頃から支えてくれているARMYへ向けて歌う甘い歌詞に多くのARMYをメロメロにしました。
Magic Shop
2018年発売の「LOVEYOURSELF 轉 Tear」の収録曲の1つ「Magic Shop」はBTSがARMYへ向けて作った応援ソングです。
この曲は「スタンフォードの脳外科が教わった人生の扉を開く最強のマジック」というRMの愛読書の中で紹介されている心理療法「Magic Shop」をもとにして作られました。
作曲に携わったジョングクの「ARMYが辛いときは僕たちが力になる。」という思いが込められており、彼らの優しくかける励ましの言葉が多くのARMYに元気を与えてくれています。
まとめ
BTSのブレイクのきっかけ、人気曲についてまとめました。
2015年の花様年華をテーマにしたコンセプトで挑んだ「I NEED U」がヒットし、2020年、「Dynamite」がアメリカを始め世界中で大ヒットしたことで、世界的トップグループへと上り詰めたことが分かりました。
10周年記念シングル「Take Two」をリリースし、デビュー日の6月13日にはパフォーマンス映像が公開され、第2章へと進むBTSのメンバーを今後も応援していきたいですね!