2020年12月31日をもってBTOBを脱退したチョン・イルフン(イルン)。
このニュースは、兵役を終えて7人全員でのカムバックを心から待っていたMelodyにとって、言葉では言い表せない程の大きな衝撃を与えた出来事でした。
イルフンの脱退から1年が過ぎた今、KPOP界隈で話題に上がることも少なくなった出来事ではありますが、イルフンの存在を忘れられないMelodyは多いはずです。
BTOBが6人の完全体としてカムバックをした今、改めてイルフンの現在と今後の復帰についてお伝えしたいと思います。
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BTOBイルフンの現在
イルフンは2021年12月16日の控訴審において、懲役2年・執行猶予3年の判決を受けました。
一時は実刑判決が下り法廷拘束をされたイルフンでしたが、控訴審の判決により現在は釈放されています。
裁判の当初から、検察側は非常に厳しい対応を示していました。
・イルフンの大麻使用期間が長かったこと
・総額およそ1億3300万ウォンと多額の金額を大麻の購入につぎ込んでいたこと
・購入がバレないように仮想通貨を使用するなどの計画性があったこと
これらの理由から、イルフンに対する厳しい罰を求めていたのです。
「芸能活動の中で酷いストレスに悩まされ、間違った方法で解消しようとしてしまった」と、イルフンは大麻使用の理由を述べています。
自身の過ちについて深く反省を示しており、裁判の間も何度も反省文を提出していました。
SNSの更新もなくなってしまった現在、イルフンがどのような毎日を送っているのかまでは分かりません。
ですが、判決をしっかりと受け止め、更生への道を進んでいることを信じるばかりです。
BTOBイルフンの今後
2021年12月24日にイルフンは直筆で書かれた手紙をInstagramへ投稿しました。
そこには、自身が犯してしまった過ちを反省する気持ちと共に、自分を愛してくれた人たちを傷つけてしまったことを深く悔やんでいる気持ちが綴られています。
また、今回の出来事で韓国社会に対して害を与えてしまったことにも触れており、これからは正しく生きて・二度と誰かを傷つけないように努力することを約束したのでした。
イルフンの薬物使用については、本当に千差万別の意見があります。
未だ悲しみの中にいるMelodyの姿も見受けられ、裁判が終わってもこの出来事が終わりを迎えていないのだと感じました。
恐らく、イルフンが約束通りに更生出来た時にようやく終わりを迎えられるのかも知れませんね。
BTOBイルフンの復帰はありうるのか?
ここからは、過去に薬物を使用して摘発されたアイドルたちのその後の様子をもとに、イルフン復帰について考えていきたいと思います。
BIGBANG T.O.P/G-DRAGON
遂に4月にカムバックを発表したBIGBANG。
彼らの中にも薬物の使用で摘発されたメンバーがいます。
T.O.Pは2017年に大麻を使用したことで逮捕されています。
また、一緒に大麻を吸っていたのが女性であったこともあり、麻薬だけでなく女性関係においてもスキャンダルとして話題になりました。
兵役中に摘発されたT.O.Pは当時の職位を解除され社会服務要員として代替服務を遂行し、2019年7月に除隊しています。
その後はSNSの更新は頻繁に行われていたものの表舞台に立っての活動はありませんでしたが、2022年4月にBIGBANGとしてカムバック予定です。
G-DRAGONも2011年に大麻の使用により摘発されています。
この際、自ら進んで使用したのではなく、「日本人からもらったタバコに違和感があった」と発言したことで、日本でも話題となりました。
「騙されて使用してしまった」というG-DRAGONの主張に反論する声もあったものの、微量であることや初犯であることなども考慮され、実際は起訴猶予という処分になりました。
自粛期間を終えた後は通常通りの活動に戻っています。
元iKON B.I
2016年に麻薬の使用を疑われたことが原因となり、グループを脱退したB.I。
当時は実際の使用については認めていなかったものの、2019年にはその当時薬物を使用していたことが明らかとなり起訴されました。
懲役3年・執行猶予4年の判決を受け入れたB.Iは、現在は表舞台に立って活躍しています。
アメリカの大手エージェンシーとの契約をしたりなど、グローバルに活動しているようです。
元JYJ ユチョン
2019年4月に元婚約者が薬物使用で逮捕されたことがきっかけとなり、逮捕されるたユチョン。
当初は自身の潔白を訴えていたユチョンでしたが、結局は薬物を使用しており懲役10ヶ月・執行猶予2年の判決を受けています。
これにより事務所側は契約解除を公式発表し、一時は引退の声も囁かれていましたが、ソロとして活動を続けていたようです。
2022年現在はマネジメント委託会社との間でまたもや裁判ざたになっているのだとか。
イルフンの復帰
彼らのように、薬物使用後もステージへ復帰しているアイドルたちはいます。
それらを考えると、イルフン復帰の可能性はゼロではないでしょう。
元々楽曲制作にも長けていたイルフンですので、グループへの復帰が叶わずともソロとして活動していく力はあると思います。
ただ、BTOBは今年結成10周年という節目を迎えました。
この記念すべきタイミングを7人で迎えられなかったということは、Melodyだけでなくメンバーにとっても残念なものだと思います。
当然イルフン自身のその責任を強く感じているでしょう。
それを踏まえると、イルフンが再スタートを切るのはもう少し時間が必要なのではないかと推測します。
まとめ
今回は「BTOB(ビートゥービー)イルフンの現在と今後は?復帰はありうる?」というテーマでお伝えいたしました。
華やかな芸能生活の裏で、一般人には想像も出来ないプレッシャーやストレスを受けながら生活をしていくのは簡単なことではないのかも知れません。
これ以上、麻薬に手を染めてしまう人が出ないことを願っています。