いよいよ今年もBTSフェスタが始まり、お祝いムード真っ只中ですよね♪
6月13日にPROOFのライブ配信も決まり、今からわくわくします!
本日はそんな多忙なスケジュールの中、渡米し話題となったBTSのホワイトハウス訪問についてご紹介します。
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BTSはホワイトハウスに行くために渡米!なぜ?
5月31日ホワイトハウスを訪問!
BTS(防弾少年団)が5月31日、アメリカのバイデン大統領と面会するために、ホワイトハウスを訪れ、世界中で大きな話題となりました。
ジョングクが5月28日、他のメンバーよりも1日早く渡米し、各ニュースで空港での姿が取り上げられました。
翌日、他のメンバーもアメリカへ旅立っていきました。
アメリカの大統領が自国のアーティストと会談を行うことはこれまでもあったようですが、他国のアーティストを招くのは異例のことらしいです。
確かに聞いたことがないですよね!
さらにバイデン大統領が、「指ハート」のポーズで記念撮影し、ホワイトハウスの記者たちも興奮しスマホで必死に撮影していた姿が見られたことに話題尽くしの渡米でした。
それだけアメリカでもBTSへの関心が高いということでしょうか。
国際的な会談なのでかなり前から決まっていたと思いますが、バイデン大統領からの招待が発表されたのは5月26日でした。
その後、ファンの間でも話題になり、応援するコメントが溢れました!
ホワイトハウスを訪れた背景についてご紹介していきます。
なぜホワイトハウスを訪れたのか?
BTSがホワイトハウスを訪れた理由は、バイデン大統領とアジア系へのヘイトクライムの問題について会談するためでした。
BTSはこれまでもSNSなどで、反ヘイトクライムを訴えるメッセージを発信してきました。
バイデン大統領は「(BTSは)偉大な才能だけでなく、発信しているメッセージが重要」とBTSの若者世代への影響力の高さに期待を寄せていたそうです。
面会に先立ち、メンバーはホワイトハウスの記者会見場で報道官とともに会見をしました。
メンバーは黒髪、黒いスーツとネクタイで登場し、一人ひとり今回の訪問についてコメントしました。
リーダーのRMから話始め、いつもの流暢な英語で「今回ホワイトハウスに招待され、反アジアンヘイトクライムやアジア人の包括性・多様性という重要な問題について話し合うことができて大変光栄です」と挨拶しました。
続いてジンが「今日は、アメリカ国内でのアジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月間(AANHPI)の最終日です。この記念すべき日を、僕たちはAANHPIコミュニティとともに祝福します」とコメントしました。
ジミンは「アジア系アメリカ人へのヘイトクライムなどをはじめとする、憎悪犯罪が近年急増していることに僕たちは心を痛めています。しかしこれに歯止めをかけ、その活動を支援するために、この機会にもう一度自分たちの声を届けたい」と発信。
J-HOPEは「私たちが今日あるのは、国籍や文化、言語が異なる世界中のARMY(BTSのファン)のおかげです。本当にいつも感謝しています」と感謝を示しました。
ジョングクは、「韓国のアーティストが作った音楽が、言葉や文化の壁を越えて、世界中の多くの人に届いていることに、今でも驚きを感じています。音楽は常に、すべてのものを団結させる素晴らしいものだと信じています」と話しました。
シュガは、「人と違うことは悪いことではありません。心を開き、すべての違いを受け入れることで、平等は始まります」、テテは「誰にでもそれぞれの歴史があります。今日が、一人ひとりを貴重な存在として尊重し、理解するための一歩になることを願っています」とコメントしました。
最後に再びRMが「この重要な問題について議論し、アーティストとして何ができるかを再認識するための重要な機会を与えてくださった、バイデン大統領とホワイトハウスに感謝します」と締めくくりました。
その後、バイデン大統領と35分ほど会談を行い、大統領が新型コロナウイルス・アジア系ヘイトクライム法に署名したことへの感謝などを伝えたそうです。
ヘイトクライムの問題に声明を出したBTSの活躍!
今回の訪問目的となったヘイトクライムとは、人種、民族、宗教、セクシュアリティなど、変えることができない属性を理由に危害を加える「憎悪犯罪」のことです。
アメリカではアジア系市民を標的にしたヘイト犯罪が急増し、深刻な問題となっています。
その背景には、新型コロナウイルスの感染拡大が関係しています。
コロナウイルスの流行によって、アメリカ国内ではアジア系アメリカ人に対するヘイトクライムが、前年の2.5倍まで増加しました。
2021年3月、米南部ジョージア州・アトランタのマッサージ店でヘイトクライムに関する事件が起き、当時21歳の白人男性が3か所のマッサージ店を銃撃し、アジア系女性6人を含む8人が犠牲になりました。
この事件をきっかけに、BTSはアジア系の人々へのヘイトクライムに対し、自分たちの差別体験を明かし、「人種差別に反対します。暴力を強く非難します」と声明を発表しました。
#StopAsianHate#StopAAPIHate pic.twitter.com/mOmttkOpOt
— 방탄소년단 (@BTS_twt) March 30, 2021
このツイートには250万人が「いいね」をし、100万人がリツイートし、世界中で話題となりました。
まとめ
本日は、BTSが5月に訪問した異例尽くしのホワイトハウス会談について詳しくご紹介しました。
バイデン大統領のコメントにもあるように、BTSが発信するメッセージ力の強さは、世界的なトップアーティストを物語っているように感じます。
これからも活躍に期待しています♪