これまで数々の偉業を成し遂げ、多くの楽曲が世界中のファンのみならず世界的アーティストから愛されているBTS。
彼らの人気曲で代表曲の1つでもある「FIRE」、この曲の歌詞の一部の「プルタオルネ」とは?、曲に込められた意味も含めて解説していきたいと思います。
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BTS FIREのプルタオルネとは?
2016年にリリースされたBTSの「FIRE」、「プルタオルネ」はこの曲の冒頭にメンバーのSUGAが言ったフレーズになります。
韓国語の「プルタオルネ」とは日本語で、「燃えている。」という意味で、実際はこの言葉がそのまま曲名になっているのですが、英語名のタイトルも存在しており、直訳してそのまま「Burning UP(FIRE)」となっています。
BTS プルタオルネはSUGA発案
曲のイントロの「プルタオルネ」は方言ではありませんが、SUGAの出身地である大邱(テグ)で、気合を入れるときに使われるそうで、思い付きのアイディアだったそうですが、周りの反応が良かったため採用されることになりました。
メンバーのJ-HOPEは当時を振り返り、「FIREには聴いた人の耳に残る歌詞が必要だったが中々決まらなかった。」と語っており、曲の9割が出来上がっていたにもかかわらず、その時点ではまだ「プルタオルネ」は生まれていなかったそうです。
ちなみに「プルタオルネ」のルーツが大邱にあったこともあり、SUGAはわざと大邱訛りを使ったそうで、このパートによってSUGAの魅力の虜になり、ARMYになった方も少なくないのではないのでしょうか。
ラップ入る前の「SUGA」やMake It Rightの「アラ」といったユンギさんのつぶやくような声大好き芸人なんですけど、その点で見たとき、ユンギさんの「燃えてんなニヤッ」から始まって「ハッ許してやるよ」で幕を閉じ、ユンギさんのつぶやく声が曲中で計4回も聴けるFireはまじで神。プルタオルネ大好き。 pic.twitter.com/Upp49PIhiY
— Hakuu🐭⁷ (@Hakuu20) May 27, 2019
BTS FIREの歌詞の意味は?
曲の歌詞についてファンの間で様々な考察があるようですが、「制作に携わったSUGAの過去の経験が込められているのではないか?」という意見があります。
作詞作曲はRM、SUGA
「花様年華 YOUNG FOREVER」に収録されている「FIRE」はメンバーのRM、SUGAに加え、これまでデビューの頃からBTSの楽曲をプロデュースしているPdoggによって手掛けられました。
曲の始めのJ-HOPE、SUGAのパートを要約すると、「俺には何もない、酒に酔って悪態をつきながらふらふら歩いているイかれてるやつ。」と自暴自棄になっている様子が書かれています。
その次のジョングクのパートでは「自分の人生だ、好きなように生きろ、頑張りすぎるな、負けたっていい。」と続きます。
SUGAはこのパートについて、「学生時代に競争ばかりしていた自分に伝えたい、とにかく自分の人生だ。」と言及しています。
学歴社会の韓国に生まれ育った彼が感じた、常に比較される中での思いが「FIRE」では綴られているのではないのでしょうか。
BTS FIREのヨンソヘジュルケとは?
最後にSUGAが言う「ヨンソヘジュルケ」、日本語では「許してやるよ。」と訳されるこの単語には、「頑張れない自分、何もかも上手くいかないそんな自分を許していい。」、というメッセージが込められているのではないかと言われています。
SUGAは自身の楽曲「The Last」で精神病を患っていたこと明らかにしており、当時の苦しみから得た教訓を「FIRE」のみならず多くの楽曲へと落とし込んでいると考えられます。
BTS FIREの333ダンスって?
「FIRE」のミュージックビデオの丁度3分33秒にメンバー全員が一糸乱れぬダンスを披露したことがこの曲のキーリングパートとして注目を集めました。
メンバーのジミンはこのダンスパートのセンターを務めたことで、「333の男」呼ばれ、さらに2021年にリリースした「Butter」の1分11秒のジミンのパートが韓国、海外メディアから多く言及され話題となりました。
まとめ
今回はBTSの「FIRE」の「プルタオルネ」について、歌詞の意味についてご紹介しました。
「プルタオルネ」とはメンバーのSUGAの出身地、大邱の人々によって気合を入れるときに使われるフレーズであること、歌詞の意味について、様々な考察があるようですが作詞作曲に携わったSUGAが過去に経験した苦しみを通して、人々に伝えたかったメッセージが「FIRE」には込められているのではないかと言われていることが分かりました。
最近は、ジョングクがカルバンクラインのアンバサダーに就任、Vはセリーヌのイベントへ出席、ジミンはソロとしてアルバム「FACE」を発売、タイトル曲「Like Crazy」がビルボードチャートで1位を獲得、SUGAは4月から日本公演を含むワールドツワーを開始を発表、J-HOPEは近日の陸軍への入隊を発表などそれぞれのメンバーが活動を続けています。
RMとSUGAは以前グループ活動再開について、「予定では2025年を目標にしている。」と発言しており、完全体として彼らがステージ戻ってくるまで、しばらくはソロ活動を通して応援していくことになりますが、これからも彼らのことを紫していきましょう!