K-POPの垣根を超え、いまや世界的トップアーティストとしてスターダムへと上り詰めたBTS。
解散、脱退の多いK-POP業界で、BTSにも解散の危機があったそうですが、一体理由は何だったのでしょうか?
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BTSの解散危機とは?
2018年、毎年年末に行われる韓国の音楽授賞式「MAMA AWARDS」見事大賞を受賞したBTS。
授賞スピーチでメンバーのジンが「今年の始めすごく大変で、解散を考えたが、気を引き締め直しいい結果を残すことが出来て良かった。」と解散危機について打ち明けたことが当時話題となりました。
ジンはSUGAが進行を務める、BTSの公式YouTubeチャンネルコンテンツの「シュチタ」に出演し自身の発言を振り返りました。
「当時はFAKE LOVEの活動中で1ヶ月に1日ほどの休みしかなく、精神的にも体力的にも疲れ、もう全て終わらせたいと思っていた。」と語り、「もうこの仕事を続けていくのは無理だ。」と考えていたことを明かしています。
2018年はビルボードチャートでアジア圏のアーティストとして初の1位に輝き、次いで発売したアルバムも同チャートで首位になるなど、BTSにとって世界的成功への大きな一歩となった年でした。
BTSメンバーの苦悩
K-POPグループとして前例のない活躍をし、大きな成功を収めていく中で様々な葛藤や苦しみを感じていたことをBTSメンバーたちが告白しています。
BTS SUGA
2021年、BTSが韓国の人気番組「ユ・クイズON THE BOOK」に出演した際、SUGAが「アイドルは長続きしない職業だから、ある程度になったら、落ち着くと思っていた、アメリカの授賞式やビルボードなんて全く想像していたかった。」とアメリカ進出について当時の心境を話しました。
「これは我々が望んでいたことなのか?」、「これでいいのか?」と不安を抱いていたそうです。
BTS RM
RMも同番組で「巨大なアドバルーンに乗って宇宙まで飛んで行ってしまうような恐怖があった、大気圏まで行ったら着陸すると思っていたのに。」と恐怖心を抱いていたことを明かしています。
2022年、BTS公式YouTubeチャンネルにアップロードされた、活動9周年を記念する会食でRMはグループとしての方向性を、BTSのヒット曲「ON」、「Dynamite」の活動以降見失ってしまった。と告白しました。
「ぼくは何か世界にメッセージを伝えたくて、音楽を初め、BTSのメンバーでいるのに、Butter、Permission to Dance、の頃から自分たちがどんなグループなのか分からなくなってしまった。」と世界的ヒットの裏で自身のアイデンティティを見つめ直すことが出来なくなってしまったそうです。
BTS ジミン
ジミンも同様に、「自分たちはすごい人間ではないのに、業績がどんどん更新されていきすごく負担を感じていた、それが怖いとメンバーたちと話していた。」と大きなプレッシャーを感じていたと明かしています。
自分たちのしたことが予想をはるかに超える結果となって返ってきたことに対し、感謝と同時に大きな戸惑いがBTSの7人のメンバーたちに残ってしまいました。
BTSの練習生時代
デビュー当時は弱小事務所所属のアイドルだったため、音楽番組で1位を獲るまで約2年の時間を要すなど苦労したBTSメンバーたちは練習生時代から多くの努力や辛い経験をしてきました。
BTS ジョングク
15歳でソウルに上京し、母に会いたい寂しさから1人で涙を流したジョングク。
「どうやったこれから生きていけばいいの?」と当時はとても怖かったと話しています。
晴れてBTSのメインボーカルとしてデビューしても、周りには自分よりも上手なアイドルいて、「自分はこのグループのメインボーカルでいいの?」と疑問を抱いたそうです。
そんな自分を変えるために練習に励んだジョングクは歌える時間があれば四六時中歌を歌っていたそうです。
多くの人々を魅了する彼の歌声は絶え間ない努力の賜物だったんですね。
BTS ジミン
ジョングクから「ジミンは一番自分に厳しく、一生懸命な人だ。」と言われるほどストイックなジミン。
朝の4時まで練習をし、その2時間後には起きて学校へ行き、練習をし、練習室にマットを敷いて寝るという生活を送っていたそうです。
ジミンは「当時の自分にチームに入りデビューしたいという気持ちを抱かせてくれたメンバーのおかげで頑張ることが出来た、とても感謝している。」とBTSメンバーたちが彼の原動力だったと明かしました。
BTS V
Vはデビューするまで一切の個人情報が公開されない非公開練習生でした。
Vが受けたオーディションが非公開で行われていたため、彼のビジュアルの良さから他の事務所に奪われるのを恐れたためと後にBTSの生みの親パン・シヒョク代表は理由を説明しましたが、テテ本人は孤独を感じていたそうです。
テテが非公開練習生だった時、後ろ姿だけでも…とジミンがTwitterに載せてくれていたクオズ愛、その頃からテヒョンの苦しみを隣で救っていたのは親友であるジミンだったんだと思う、あぁクオズフォエバ…… pic.twitter.com/w1SwkGG5Sn
— 🥚 (@egg_v_) August 6, 2020
デビュー
ファンの前に出て、非公開練習生だった自分を受け入れてもらえるか不安だったと思うじかにファンの声援と応援してくれる姿を見てのこの表情
涙を堪えるテテ色とりどりの気持ちが溢れてきたんだな…
大好きなテテです#まみあ的定期あげテテ動画 pic.twitter.com/GSJxNBKfRs
— mamia♡Route¹²³⁰ᵛLUNÉ (@letempsdesfleus) March 25, 2020
そんな経験を乗り越え、今や世界中からカリスマ的支持を集めるまで成長しました。
まとめ
BTSの解散危機についてまとめました。
BTSとした大きく飛躍した2018年、多忙による疲労によりグループを続けていくのが困難になりチームがバラバラになりそうになったと、BTSのジンが解散危機を告白したことが分かりました。
軍白期が終わり、再び7人がBTSとして帰ってくるその日まで、楽しみ待ちたいですね!
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